ひらパーに行って来た

京都にいる時間も残りわずか。
そんなところに、彼女から「ひらパー」でアニソンミーティングってのをやるらしいですよと、教えてもらった。
http://www.hirakatapark.co.jp/event_sp/2010/10haru_anison/10haru_anison.html


ひらパー」とはひらかたパークの略。
東のディズニーランド、西のUSJって言われることからもわかるとおり、あまり規模の大きくない、しょぼいテーマパークである。
少なくともその時まで、そういう認識でいた。それゆえ、行ってみた時はなかった。


しかし、水木一郎アニキが来るならば話は別だ。
入園料を払うにしても、無料で水木一郎アニキの歌を聴くことができるのである。
これは、京都に居るうちにひらパーに行くという意味でも大変良い機会だ。

というわけで、本日それに行ってきた。
京阪電車の中吊り広告でアニソンミーティングの存在を知り、私にわざわざ教えてくれた彼女とはもちろん一緒に行った。ひらパーがどんなにしょぼいと言っても、一応遊園地であるし、水木一郎アニキの曲を聴いた後にでもデート可能なはずである。
さらに、今回は水木一郎アニキと一緒にサイキックラバーが出演し、侍戦隊シンケンジャーの主題歌を歌うことが予想されたため、うちの研究室の准教授もお誘いしてみた。准教授のお子さんがファンなのだ。


というわけで、僕と彼女と、准教授、奥さん、お子さん二人というハイレベルな組み合わせで、水木一郎アニキとサイキックラバーのライブのために、ひらかたパークに行ってきた。


結論から言うと、言って大変良かった。
アニソン界の帝王と呼ばれる水木一郎アニキ、その生のお姿を大変近い位置で見ることが出来たのである。
水木一郎には、やる所でやれば、単独でも何千人単位の集客能力がある。
しかも、そのお客のほとんどは年齢層高めの裕福な熱いコアな方々。
私のようなペーペーでは、通常、豆粒のような姿を見るのが関の山であろう。


しかし今回は、子供連れの家族を中心とした数百人のために、イベントとしては無料で、一生懸命歌ってくれたのである。
もちろんギャラは発生しているであろうが、もはやボランティアの域に達している。




「今日は、ひらパーにやってきたZE!!!」




「みんな、はりきってイクZE!!!」




ZE!!!」




すごいよ、みんな。大サービスだ。
アニキ、大サービスだよ。
テレビでアニキを見た時、そのままじゃないか・・・


ライブの構成としては、最初にアニキとサイキックラバーの二組が登場。
次に、サイキックラバーが戦隊モノの曲を歌い、お子様方の心をがっちりキャッチ。
そのあとで、アニキが歌い、お父さんたちの懐しい記憶を呼び覚ますという流れになっていた。
最後にみんなで、アニソンメドレーを歌ってくれ、結構聞いたことがある曲が多かったので、盛り上がって終了した。時間も1時間ちょいで、ぐずりだす子供も少なかったように思う。


戦隊モノにはあまり詳しくないので、サイキックラバーの曲がよく分からなかったのが残念だが、大満足の内容であった。




終わった後は、ひらパーで遊んだ。
そこでわかったことは、ひらパーはけして「しょぼいテーマパーク」ではないということだ。
規模は確かにディズニーランドやUSJと比べると小さい。
しかし、何故か、絶叫マシーン系はかなり充実しているのである。
面積が小さい分、アトラクションが隣接しており、次から次へと乗り物を楽しむことも可能だ。
しかも、利用客の多くが子供連れの家族であるため、絶叫マシーン系はほとんど並ばずに利用することが出来る。有名テーマパークが1,2時間並ぶのに比べると、馬鹿みたいにすっと体験出来るのである。


ひらパーは「閑散としている」わけではない。
子供連れの家族で大変にぎわっている。
あんなに多くの子供を見たのは久しぶりだ・・・
しかし、「混み混み」なわけでもない。
その微妙な加減が、なんともいえず心地よいテーマパークであった。


さらに、USJみたいに持ち込み不可とかケチなことも言わない。
家族でピクニックも楽しめるのである。
そうでなくても、パーク内にポムの樹やマックもあるので、テーマパークにありがちな、高くてまずいお昼を買わざるを得ないという状況にもならない。


これならもう一度行ってみたいなぁ。
乗れなかった絶叫マシーンももう2つぐらいあるし。



以下はひらパーの中にあるアトラクションの一つ。
どうしても載せたかったんだ。後悔はしていない。