MUNTO(ムント)劇場版「天上人とアクト人最後の戦い

見てきましたよ舞台挨拶。



出演者は白石稔高橋伸也相沢舞小野大輔堀川千華今野宏美稲田徹若本規夫木上益治、荒谷朋恵、飛び入りで松元恵、水原薫でした。


朝9:40からチケット販売ということで、まぁ、そこまで人気のある作品じゃないし、二時間前に行けば大丈夫かと思ってました。
京都シネマに到着したのは調度7:40。
そしたらね、もう列がスゲー出来てるの。
甘く見てたなぁと思いつつも一応並びました。
並んでいたのは80%女の子でしたね。
その十五分後ぐらいにスタッフの人が来て、入れるか、入れないか確認します、とか言ってました。
結果的にギリギリ立ち見で入れたんですけど、149番でしたよ。京都シネマは小さな映画館なので、一番大きなスクリーン開場でも100人ぐらいしか席がないわけです。さらにそこにギュウギュウに立ち見客が50人ぐらいいたことになりますね。
後から来た人は、もう入れないとスタッフの人に説明されて帰されてました。
みんなどこから来たのだろう・・・もしかしたら、すごく遠くから来た人もいたかもしれません。
大変気の毒でした。もっと大きな会場でやればもっと入れたのだろうけど・・・


チケットを買うまでに時間が大分かかったので、近くの女の子に話し掛けてみました。高校生ぐらいでかわいい感じの子でした。その子は京都府の北の方から朝イチで来たとの事でした。
なんで来たのか訊いてみると、「めずらしく京都でこういう舞台挨拶やるし・・・それとやっぱり小野D!」
なんでも彼女は小野大輔のファンだそうで、今回、初めて生で見る機会に恵まれたそうです。
小野大輔小野Dと呼ばれているのか。なるほどなるほど。小野大輔といえばAIR国崎往人だよなぁ。


僕らが話していると、更に隣にいた女の子(大学生ぐらい)が、「私も大輔の大ファンなんですよぉぉ」と楽しそうに話し掛けてくれました。彼女は先日行われたらき☆すたの武道館イベントにも参加したツワモノでございました。ダイスケと呼ぶ人もいるのだな。なるほどなるほど。
「ラジオも欠かさず聞いてるんですよぉぉぉ」ラジオもやってるんですね。なるほどなるほど。
神谷浩史との絡みがたまんないんですよぉぉぉ」お。もしや腐女子なんですか?
「最近やっていた黒執事も最高でしたぁぁぁ」坂本真綾が主役をやっていて、小野大輔が悪魔で執事をやっていた奴ですね。僕も見てましたよ。
「大輔サイコォォォォ」おーい、オレの話も聞いてくれぇ。
みたいなやりとりが大変楽しかったです。小野大輔ってすごく人気があるんだなぁ。


やっとこチケットを購入して、私はいったん家に戻りました。夜の7:15から上演なので、それまで9時間程度もずっと四条にいるのは辛すぎです。
話していた女の子二人は京都に住んでいると入っても大分時間がかかるようで「新京極通りで時間を潰します!」と宣言。
朝から並んで夜までどこかで時間を潰す・・・小野大輔のために休日です。すごいです。
「それではまた夜にお会いしましょう」そう言って一旦お別れしました。



午後6:45、また京都シネマに戻ると開場待ちの人たちが列を作っていました。
周りで普通に買い物をしている人たちが不思議そうにその列を見ていました。
まー、女の子がかなり多かったので、ムサイ感じがあまり無くて軽症でしたけど。
朝にお会いした方々と再会し入場。
いよいよ小野大輔に逢えますねぇ そう、二人に話し掛けたのですが、もう私の話など耳に入ってなかったですね



いやー開場が狭い!!!


学校の教室二つ分ぐらいでした。そうそう、こんな感じだった・・・
ひさびさにあんなに小さなスクリーンを見ましたね。

・・・というわけで、最初にムントの劇場版を見て、それから舞台挨拶という流れでした。
映画としては最初と最後にちょこっと新作カットがあるぐらいで、テレビ版を見ている人は、もう見なくても良いのではないかと思える内容でした。テレビ版の時からクオリティーが高いので、劇場で見ても結構それっぽく出来ていると思います。私はMUNTOという作品が大好きですが、それでも、がんばって90分に編集しました!最初と最後に新作カット入れました!てな映画だったと感じました。なぜ映画にしたんだ?儲かるからってアレを映画にしていいのか??


はい、そうわけであとは見やすく箇条書きで。


・最初に司会の白石稔高橋伸也が登場。なんかオリャオリャっていって何かやっていたが、私には理解不能だった。若本規夫にやれと言われたらしい。


白石稔は白地にIはーとKyotoというTシャツで登場。Kyotoの下に誰かが油性マジックで「アニメーション」と付け足していた。高橋伸也は黒のTシャツで現れた。後ろには「金髪豚野郎」の文字が。堀川千華が書いてあげたらしい。


・この時点で二人が「飲酒に厳しい今日この頃、しかし、私たちはもう飲んでます」と明かす。若本規夫に飲もうと言われ、さらに舞台挨拶前だからチューハイにしておこう、と提案されたらしいが、結局5,6杯飲んでしまい、これじゃ変わらなかったな的な話になった。


相沢舞登場。
「京都に来れて幸せ。京都アニメーションとお仕事が出来て本当に良かった。実は今日もここに来る前に京都アニメーション京アニショップに行ってきたんですよ。さっきお店でお会いした方ココにいますか?あーいた!  ムントはとっても歴史のある作品ですが、その作品の劇場版のラストが私の歌で心配でしたけど、大丈夫でしたか?「(客)良かったー」ありがとう!」みたいな話をした。実際、曲はyozuca*が作詞作曲した良いもの。相沢舞もがんばって上手に歌っていた。これならCD出たら買ってもいいな。


小野大輔登場。


きゃぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁあ


あがる悲鳴。そっかー、みんなコレを見に来たんだもんなぁ。確かにカッコいいなぁ。「京都は大好き。実はこの挨拶の前にも東寺に言ってたんですよ」


きゃぁぁ、マジ!?私も行けば良かったぁぁぁ


「最近30歳になったんですけど、この作品を通して自信を持つことが出来ました。ちなみに司会の二人が来てるTシャツは私が京都タワーの下の土産物屋で買いました」


きゃぁぁ、マジ!?私も行けば良かったぁぁぁ


的なことを言っていた。ごめんなさい。あと思い出せないや。


堀川千華登場。
「京都出身です。故郷にこういう形で帰って来れることが出来て嬉しい」
「酔っ払って金髪豚野郎って書いてごめんなさい」的なことを言っていたはず。


今野宏美
作品について真面目に想いを語っていた。白石稔とのキレのある漫才もやってくれて嬉しい限り。
こんなことをいうと失礼かもしれないが、ちょっと太りましたね・・・白石稔にも「最近プクプクになりつつある」って言われていた。


稲田徹
「劇場版ではオレ最初から瀕死だから、テレビ版も見て欲しいよな」的な発言。
「飲酒にうるさい昨今、酔っ払い挨拶で申し訳ない。今日は若本さんと一緒なのでどうなるか分からない。公園で『シンヤーシンヤー』と叫んでいたら許して欲しい。時事ネタも入れてみた」と発言。爆笑を誘っていた。このヒトの話はすごく面白かったな。
※この発言は当日の話の流れで、言葉のあやとして出たもので、草なぎ剛を中傷したものではけしてありませんでした。お酒には気をつけよう的ニュアンスです。


若本規夫登場。


きゃぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁあ


マジ!?若本規夫って女の子にも人気あるの???アナゴさんだよ???ベリーメロンだよ???男には人気あるの知っていたけど!スゲー。
「ぶぉおぉらぉぉ”、正直おれはなぁl”ムントのストーリーが全くわかってねぇぇんだよぉぉ、別取りだったしなぁぁl。見たところ 絵はなかなかきれいだぁぁぁあl。まぁいいよな。」「喉が乾いたァ、おれはなぁぁもうトシナンダヨォォオl、ねーちゃん水くれよぉぉおl」客のペットボトルをもらい飲んじゃう若本師匠(後にそれが水原薫であることが発覚)。やりたい放題で、もう全てが若本ワールドになってました。面白かった。もはやこのヒトは人間国宝にした方がいい。


木上益治登場
普通のおっさんだった。作品に対して真面目なことを仰っていた。この人がAirの「ママー」を演出したと思うと、思わず拝んでしまった。この人は神様みたいな人だ。うん。来て良かった。まぁ、もっと話が聞きたかったけど、会場の女の子、誰も見てないから空気読んで早めに話し切り上げちゃったんだな。うん。分かるよその気持ち。


・荒谷朋恵登場。
普通のきれいなお姉さんだった。この人が堀口悠紀子高橋真梨子山田尚子なんかとともに最近の京アニを引っ張っていっている女性アニメーターの一人だ。女性京アニ四天王の一人だな。拝んでおこう。拝んでおこう。来て良かったなぁ。


はい、その後、いろいろおもしろトークをして全部で30分ぐらい挨拶がありましたね。
会場が狭いのは、入れなかった方々には大変気の毒ですが、入ってしまえば出演者の方々ともすごく近いし大変良いものでした。映像などの記録はしていなかったので、みなさん東京の舞台挨拶とは違ってかなりリラックスした様子でした。ぶっちゃけたトークもしてくれて大変楽しかったです。


お客さんいじりでは、愛知や静岡、さらには中国から来てる人がいてビックリしました。小野大輔のファンでした。小野大輔はすごい。正直まじでスゲーと思う。中国からファンが飛行機で来てくれるんだから。


個人的には


小野大輔「ユメミ!オレについて来い!!」


会場全員「ヤナコッタ!!」


が出来て面白かったですね。


終わって、隣の話し相手になってくれた女の子達に挨拶をしようと思ったら、二人で泣いてたよ。
いやー、泣いてたんだよ。びっくりしたなぁ。小野大輔を見れて泣いていたんだよ。
ホントに好きなんだなぁ。オレもちょっと感動したよ。コレだけ好きなものが出来るというのはとても幸せなこと。


挨拶が終わってから、地下の天天有でラーメンを喰おうとしたら、その向こうで出演者の人たちが外に出て行ってました。
結果的に出待ちをしていたような形になったので、折角だし「これからもがんばってください!」と手を振りながら声をかけました。
そこに居たのは、小野大輔堀川千華稲田徹若本規夫でした。
みなさん、「ありがとー」とか、いろいろリアクションしてくれて大変嬉しかったです。
小野大輔とも一言交わすことが出来たわけで、「あー、あの女の子達と代わってあげたいなぁ。オレなんかが話すのはなんだか申し訳ない・・・」というようなことをぼんやり考えていました。やっぱいい男でしたよ。ホント。とても気さくだったし。


映画は別として、なんかいいものイロイロ見たなぁと思いながら、帰路についたのでした。
あー疲れた。おわり。