新世紀エヴァンゲリオンのテレビ版と旧劇場版をを5年ぶりぐらいに見ました。
いやー、今見てもすごく面白いですね。


最近、喰霊-零-は黄泉がダークサイドに落ちちゃったし、CLANNADでは古河渚中原麻衣が思い出したように病気再発しちゃうし、キャシャーンは初めからそうだし、ソウルイーターは博士が狂気に落ちちゃいそうだし、暗いアニメが多すぎるって感じです。
鬱々とした感じで、自分にとどめをさしてみようとエヴァを見てみました。


しかし、なかなかどうして、今見てみると前に感じたほど、暗い気持ちになりませんでしたよ。
なぜだろう。謎です。私の心がガビガビになってしまったのでしょうか。
僕としては旧劇場版よりテレビ版の終わり方が好きです。救いがありますよね。批判されまくりだけど僕は好きです。
今回はテレビ版の終わり方には一種の爽やかささえ感じましたよ。映画はやっぱり暗くなりますけどね。
ふしぎの海のナディアとこの作品がなかったら、僕はきっと全然違う人間になって、全然違う人生を送っていたんだろうなぁ。庵野秀明は偉大です。ぼくにとって。シンジくんと同じ歳にEVAが見れたことは僕にとって本当にラッキーなことでした。


数年して見てみるとまた違った感想を持つことが出来るって言うことは名作ってことですよね、やっぱ。
庵野秀明は新劇場版の所信表明演説文で「この10年間でevaを超える作品はなかった」って言っていましたが、まぁ、どういう意味で超える超えないが決まるのかも定義できませんが、確かにそうかもしれません。


でもそれは庵野秀明自身もEVAを超えるものが作れなかったというわけで、一世一代の仕事だったのかな。
・・・というわけで新劇場版の「破」が楽しみだって訳です。しかし、アスカはどういう扱いになるのかなぁ。今回見直してアスカがいることによって、話がかなり明るくなっていることに気付きました。それ故に旧劇場版を見るのは辛かったわけですが。アスカが宮村優子の声で帰ってくることを楽しみにしています。でもなぁ、なんだか扱いが空気になりそうな雰囲気がないわけでもなく・・・新キャラめがねっ娘も出てくるし、尺が持つでしょうか・・・新劇場版でも旧EVAを結局超えられないのでは?


・・・てなことを僕が心配したところで何の意味もないのでやめましょう。
要するに下のリンク先も合わせて来年の夏までは生きていけそうだということですね。
サマーウォーズって、また夏の話で「ウォー」って、ものすごく既視感がありますよね。引き出し少ないのかな細田守
http://s-wars.jp/index.html


さ、これから喰霊-零-見よ。また鬱っぽくなるのかな?