喰霊-零-「(#9)罪螺旋 −つみのらせん−」

最近、喰霊-零-のおかげで軽く鬱です。
アニメを見てテンションさがっちゃう私も私ですが、これはパワーあるなぁ。


空鍋あおきえい監督ということである程度予想はしていたつもりでしたが、単発ではなく放送回を積み重ねたシンドさがヒシヒシと私の方にのしかかってきます。高山カツヒコの書く脚本はすごい。
放送開始後3回以降はわりとほんわかいい話だなぁ・・・って感じだったのですが、それゆえに最近ものすごく見ているのがつらいです・・・というか第二話があったので、そういうほんわか話も、「結局ああなるんだよね・・・」という、「良い話なんだけど素直にほんわかできない状態」になっていました。暗いです。


普通の良いアニメは、辛いことがあったからこそ最後にそれが救われたね、すっきりしたね、という展開が多いです。


しかし、この喰霊-零-に関しては、話の最初に諫山黄泉@水原薫と土宮神楽@茅原実里が時には楽しそうに、時には辛いながらも助け合っている姿が描かれているからこそ、見ているのがものすごくしんどいです。


もちろん最後まで視聴するつもりですが、この話に救いはあるのでしょうか。
もうね、黄泉がかわいそうで・・・


いやーアニメを見てこんなにテンションがさがったのは「るろうに剣心の星霜編」を見て以来かもしれません。
うーん、テンション下がったという言い方は良くないのかな。すごく良く出来てるんだけど、厳しい、辛い物語を見なくてはならない・・・そんな感じです。


CLANNADは人生」という言葉がありますが、クラナドは人生じゃないです。
るろうに剣心の追憶編と星霜編が人生です。たぶん。


喰霊は人生になるのか・・・