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true tears #5 おせっかいな男の子ってバカみたい

依然として作画は良い。
エンディングを見てみると原画、動画ともにほとんどを韓国のスタッフが書いてるようだった。
ちょっと前までは「なんじゃこりゃ、今回の作画悪いなぁ・・・」と思ってスタッフロールを見てみると韓国人ばっかりだった…ということがとても多かったけど、このtrue tearsに関してはそのようなことは無い。韓国のアニメスタッフも技術のある人たちが増えてきているということがこのアニメからヒシヒシと伝わってくる。

内容に関しては話しも着々と進んでいる印象。
後半では同じシーンを仲上眞一郎＠石井真と湯浅比呂美＠名塚佳織の別視点から描き出す手法が用いられていてとても新鮮だった。ただ、シーンのくり返しが唐突だったり、湯浅比呂美が受信したメールが映るカットが短すぎたりで（私の動体視力が悪いだけかもしれないが）、意外と分かりにくくなってしまっていたように思う。また、シーンが繰り返している割に二人の気持ちの対比が浮き彫りになっておらず効果としては不完全燃焼だった。
欲を言えばもう少し工夫が欲しいところだったが、印象に残る演出を狙ったその元気は評価したいところ。

というわけで、全体的に荒削りなんだけどがんばって作っているなぁと感じられるこの作品、好意的に見てます。
これでこれから盛り上がるところがしっかり盛り上がってくれれば良作になると思うんだけど、ちゃんとそれができるかどうか。