甲子園行ってきたよん

liontamarin2006-08-15

せっかく関西に住んでいるので甲子園に観戦に行ってきました。
ネットで調べたらよほどのことが無い限り満員にはならないとの事でしたが、入ってみればギリギリ。危ないところでした。日曜日だったからかな。


地元東北の日大山形×仙台育英は時間が早くてスルー。縁もゆかりもない松代×八重山商工を観戦しました。松代サイドに陣取りです。
プロ野球の試合と比べると、当たり前の話ですが「一度負けたら終わる」という緊迫感、緊張感がこちらにヒシヒシと伝わってきて本当にドキドキ。さらに、高校球児は本当に何に関してもキビキビ動きますね。清々しい。
広島×阪神を見に行った時にはビール片手にやっていたのですが、今回に関しては酒とか飲んでいたら高校球児に失礼な気がして全く飲めませんでした。あそこは酒を飲むところではないですね・・・喉かわいてたけど自粛。


地元から応援に駆けつけたであろう方々が周りに座っていたのですが、その人たちも必死でした。
グランドでプレーしている人たちは、この応援している人たちの「夏」も背負っているのだなぁ、と感じました。
チームが負ければこの人たちの「夏」も終わるのです。
そのせいなのかなぁ、僕は23のおっさんですがいつまでたっても甲子園の高校球児が年上に見えてしまいます。


結局、松代が負けました。
試合が終了すると松代高校の選手たちがこちらに走ってきました。
やはり幾人かは泣いています。グランドに手をついて号泣している選手もいます。
彼らはなぜ泣いているのだろう、とふと思いました。
悔しいのか?それともここまで来れたことに満足しているのか?みんなの期待に応えられなかったからか?


この人たちは今まで僕が想像もできないくらい長い長い時間、野球を一生懸命やってきたことでしょう。
最初は野球が単純に好きだったのでしょうが、ここまで来る間にはものすごく苦しいこともあったはずです。
それゆえ、野球が生活の全てという人もいるかもしれません。
その末にこの甲子園という舞台にたどり着き、そのなかでプレーして・・・負けた・・・残酷な話ですが、終りです。


たぶん、自然に涙が出てくるのかな。
理由なんてないのかもしれませんね。
ただ、やはりその涙はすごくきれいに見えました。




途中にわか雨が降ってきて試合が中断したりしたけど、本当にいいものを見せてもらいました。感動しましたね。
写真は雨の甲子園。あーやってものすごく広いブルシみたいな奴をうまく広げていくんだなぁ〜感心。
おたく的にはunder17の解散コンサートに行ったときも思い出しました。
モモーイの親衛隊みたいな人たちが隊長らしき人を胴上げしてました。
みんな泣いてました。同じようにとてもきれいな涙だったです。