弟からレポ届きました

我が弟から仙台で行われた「杜の奇跡」なるイベントに参加したというメールが送られてきましたので、以下に掲載させてもらいたいと思います。


先週日曜に開催された同人誌交流即売会「杜の奇跡7」に友達と行ってきました。
(ギャルゲー系中心男性向きオールジャンル同人誌即売会 http://www2.app.ne.jp/mori-kiseki/


ちなみに私は遊び目的で出身県から外に出るのが生まれて初めてという、とんでもない引きこもり山形県。連れは「聖地幕張巡礼」も幾度かこなしている敬虔な信者様です。


会場は仙台市情報・産業多目的ホール。全面ガラス張りで上の方なんて空にとけて見えるかっこいいビルです。なんとなく地震が起きた時のとんでもない惨事を想像してしまいますが、私は仙台市民ではないのでぜんぜんオッケー。コミケがこんな先進的な建物でやるなんて、さすが政令指定都市のおたくは偉いもんだなぁと感慨深く眺めていると、ほかの仙台市民からはあきらかに、明らかに浮いている異彩な人たちがやたらいることに気がつきました。


やっぱりというか、その人たちは件の建物へぞろぞろと入っていくのでした。おたくはどこに行っても変わりません、偉くなったのは建物だけです


で、十一時開場。みんな「幕張みたく走りたいけど、そんなに広くないからせめて早歩きですよ〜」的な微妙な感じで入場です。私はうわさの「開場時に聞こえる津波のような足音」が聞きたかったので少し残念。夏までとっておくことにしましょう。

 
とりあえず目的もなくふらふらしていると壁サークルに並ぶ人の列を発見。列を見たらとりあえず並べ!が鉄則らしいので流れに身を任せて並んでみました。列はすぐ脇の扉から廊下へと続いています。これなら列がどれだけ長くなってもほかのサークルの邪魔になりません。コミケではむしろ常識らしいのですが、人気のあるサークルは壁側に、さらに人気のあるサークルは廊下に列を作れるよう隅に配置するスタッフさんの気配りには初心者として素直に感心致しました。さすがです。


そういえば開場待ちの時に先行して売られるパンフの数にもそういう気配り(?)があるっぽかったです。並んでる人にはとりあえず売っちゃえばいいや、と私なんかは思うのですが、参加証代わりになっているパンフを売りすぎないことで一度に入る人の量を加減するのでしょう。ともかく杜の奇跡は最初から最後まで、スタッフさんさすが、の言葉に尽きました。


で、並んでた人気サークル様の話に戻ります。なんとそこはパンフの表紙も手がけておられたかのね屋様でした。サークルを確認もせず列に並ぶ不敬な僕ですが、作品の表紙絵を見て即、買うことを決意。紅魔譚、an ideal、Unknown quantity 紅魔譚Exの三つを買わせていただきました。買った後で東方シリーズって何だろう? という疑問が頭を掠めましたが、全然問題なしです
元ネタなんてわかんなくたって、「これはいいものだぁ」って俺のDNAが言っています。私はどんどんテンションが高くなっていってエプロンを着けた中年男性だとか、本部と書かれたテーブルに座っているメイドさん以外の何者でもないメイドさんだとか、頭にアライグマのぬいぐるみを乗せている変な人だとかが蠢くなかをウサギよろしく飛び跳ねるように練り歩くのでした。

・・・次回に続きます!!