コミケの中心の哀戦士

雑記

前回の続きですが簡単に。
目当ての本を買った後は、僕の希望で企業ブースへエロゲタワーと向かいました。
あとで331に聞いたらコミケはやはりお目当てのサークルがある状態でそこに行くのが定石だそうで、それがなかった僕はもう、とにかく人が多くて多くて嫌になってしまったわけです。熱くて暑かったわけです。
僕はオタクではありますが、アニメ系が強いオタクで同人誌にはそんなに造詣が深いわけではありません。


企業ブースの方はそれなりに楽しめました。エロゲタワーは初音ミク関連の商品をガバっと買ってホクホクそうでした。
ぼくは一通り眺めていましたが、その中である映像に目が止まりました。
主人公が白い民族衣装っぽいものを身につけていたので、あれはきっと「とある魔術の禁書目録(インデックス)」だったのでありましょう。おそらく第１話だとおもうのですがプロモーション映像が流れておりました。キャラクターの表情が大変イキイキと描かれていて期待しても良さそうでした。しかし、今調べてみると最近微妙なJ.C.STAFFで監督が錦織博ということで、終わってみると駄作だったという可能性も否定できませんが。とりあえず見てみたいと思います。しかし今年の秋は豊作そうですね。


そのあと、またフラフラしているとかなり多くの人たちが馬鹿デカイ「かんなぎ」の紙袋を持っているのを見つけました。
「かんなぎ」は原作こそよんだことはありませんが最近京都アニメーションを辞めてフリーになった山本寛が監督を務めることで話題の作品です。この人は天才です。最近僕もフルメタルパニックの第二期をテレビで見たのですが、この人の演出した回はものすごくよく出来ていて舌を巻きました。個人的にはもうちょっと京アニにいても良かったと思うのですが。
涼宮ハルヒの憂鬱などを見る限りかなり画を動かすのが好きなようで、たぶんその辺で「らき☆すた」に関して京アニともめちゃたのではと勝手に想像しています。文学少女的に言うとそうなります。A-1picturesでどこまで出来るかはわかりませんが、要するにとても期待しているわけです。
それに、意味もわからずに申し込んだ「ナギ様公式ファンクラブ」の会員証が届いたのも何かの縁。その紙袋が欲しかったのですが、どこでみんな手に入れているのかわかりませんでした。そこで、その辺にいた巫女コスプレのお姉さんに聞いてみると偶然アニプレックスの人で、配り終わっていたはずのお目当てのかんなぎの紙袋を特別にくれました。ラッキー。


かんなぎ紙袋を見て分かることは、キャラクターの画に影が無いことです。キャラクターを立体的に見せるには、影をつけるか、影をつけずに頑張って動かして見せるかの二通りがあります。このデザインは時をかける少女同様に「動かして見せる」ためのものであると想像できました。影をつけて動かさないという手もあるのですが、山本寛はやっぱり動かすんだなぁ。女の子三人が微笑んでいる紙袋をマジマジと見つめながら感慨にふけってしまいました。前日の日記のキモイ写真を見てください。


とりあえず買い物終りということで、会場から出ようとしたのですがこれもまた一苦労。なかなか出れずに大変でした。
出るとそこには331と黒い人が待っていてくれて合流。
帰る黒い人をみんなで東京駅まで送って、そのついでに記念写真をパチリ。


東京駅にはゆりかもめと山手線を使ったのですが、僕はあのかんなぎ紙袋を持っているわけです。
ゆりかもめでは向かいの席に座った普通の女性がその紙袋をシゲシゲとずーっと見ていました。そりゃもう恥ずかしい。
しかし、この紙袋はそういう宣伝効果を狙ってつくってあるのですから、えぇいままよ、とそのまま紙袋を下げていました。一般の方々には変な紙袋を下げている怪しい人がたくさんいるわ、何故かスゲー混んでいるわでえらい迷惑だと思います・・・本当に申し訳ない・・・
新橋駅でもエスカレーターですれ違う人たちがみんな僕のかんなぎ紙袋を見ていました。またまた恥ずかしかったです。
かなり宣伝しましたよ。えぇ。



というわけで記憶も曖昧になってきたのでこの辺でレポートは終わりです。
コミケに初参加したわけですが、お気に入りのサークルもなく、人も本当に多い状態でかなりシンドかったです。しかし、やはり今までには知らなかったことを見たり聞いたり直接体験することが出来て本当に有意義でした。おたくなら誰もが知っているコミケですが、これでやっと「〜らしいよ」ではなく「〜だったよ」と話が出来ます。
アニメ一色の駅や逆流エスカレーターも見られたしかんなぎ紙袋ももらえたし言うことなしです。本当に参加して良かったと思います。今度はネットで見て回ってお気に入りのサークルをつくってからまた参加してみたいものですね。


コミケ運営の皆さんは暑い中本当にご苦労様でした。また、マナーのしっかりした参加者の皆さんもお疲れ様でした。感謝します。
また、二日も泊めてくれた331、つきあってくれたエロゲタワー、黒い人にも暑く熱く感謝します。どうもありがとう！