山本寛監督の降板について

らき☆すたに関して諸説入り乱れております。
みなさんもうコメント済みでしょうが、アニメおたくとして僕もちょっとコメントさせてください。


ネタだと思ってる方が多数いらっしゃるようですが、これがネタだとしたら京都アニメーション終わりだよね。
多分理由は公式サイトに載っているとおりそのまんまでしょう。


今までがおかしかったのさ。
どんなにすごい会社だってこんなに連続で高いクオリティーのものをつくり続けられるわけが無い・・・


山本寛はかなり「動かす」ことが大好きみたい。その動画に関する才能に関しては賞賛されるべき。天才だ。
けど、涼宮ハルヒの憂鬱を見ていても思ったことだけど、「省エネ」の美学という面に関してはそこまで意識していないみたい。


京都アニメーションはそこまで大きな会社じゃないし、Kanon制作が発表された時点でおたくはみんなはその制作体力について心配していた。
途中まで動画的高クオリティーを維持しつつ最後2話は真っ白なアニメと、最後までそこそこちゃんとしているアニメ、どちらがみんなが納得するだろうか。


答えは良くも悪くもエヴァンゲリオンが物語っている。



・・・というわけで、真相は公式サイトそのまんまなんじゃないのかな。
けど、「まだ達していない」のであってこれから山本寛が全体の制作進行のことを勉強して戻ってきてくれることは確実だと思う。
仕事の良し悪しはその完成度と速度の兼ね合いで決まってくる。どちらかが欠けても駄作になってしまう。


その妥協するポイントの見極めがプロの仕事なんだよなぁ。難しいよね・・・と考えさせられた今回の一件。


へー山本寛さんって京都大学出身なんだねぇ。