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僕等がいた #6
このアニメはバニラアイスの味がする。
こんな感覚初めてだ・・・バニラアイスだ・・・
うーん「少女アニメ」という新たな分野を切り開いているすごく前衛的な作品。今回視聴して改めて思ったよ。作品全体の統一感が素晴らしい。
演出や構図など全てが平均点以上ではあるのだが「ココだ！！」というものは無い。しかし、そのベクトルはみな同じ方向を向いており、全ての要素が協力して相互的に作用しあって作品の雰囲気を形成している。
嫌味にならない程度に竹内君の高橋七美（ささきのぞみ）への想いや、山本有里（中山恵里奈）と矢野（矢崎広）がやっちまっていることを表現したりとカット割りとしても非常にオシャレ。大人のアニメだなぁ。とても乙。
作画としては矢野と奈々は非常に可愛く描けていてグッド。この二人は確かにちゃんと描かなくてはいけないポイントだ。
わがままを言えば、竹内君のおねえさんと山本さんも綺麗に描いてあげて欲しい・・・竹内君のお姉さんを見ての「すごく綺麗なヒト」っていうのはちょっと・・・むしろ桜蘭高校ホスト部のハルヒの父親を思い浮かべてしまったよ・・・
N・H・Kにようこそ！ #5 カウンセリングにようこそ！
うむ。いいな。
確かに構図やカット割りに稚拙な部分はあるかもしれないけど、若いヒトが頑張って「表現しよう」としている元気のよさを作品全体から感じたよ。 最初の２話ぐらいまでは「極めて普通のアニメ」といった印象しかなかったけど、カットを小刻みにしてみたり、とにかく画面に工夫を施して「見てもらおう」とする意識を感じ取ることができた。こういうのを見せられちゃうと応援したくなっちゃうなぁ・・・話としては原作を読んでしまっているので特筆すべき点は無いが､「アニメ」として出来ることを模索しているようで大変面白い。
