涼宮ハルヒの憂鬱 #3 涼宮ハルヒの憂鬱 II

全体的には相変わらず面白く見ることができた。
1,2話に比べると動画枚数は押さえ気味っていう印象は受けたけど、別にそこまで気合をいれて動かす話じゃないしね。


それと誰か気付いているとは思うけど、長門有希茅原実里)がキョン杉田智和)に宇宙人告白をするシーン、めちゃめちゃがんばってたよね。
なんか違和感したなぁと思って一応ビデオで見直してみたら、視聴者に「不安感・非日常感」を与えための細工が随所にしてあってびっくりした。心憎い演出だなぁ、実に乙だ。


①部屋全体としての構図がおかしい。キョンの後方にあるドアに遠近感がない。
キョン長門有希の距離感がつかめない。
③湯飲みはいくつあるんでしょ。
④飛んでくる飛行機がカットが変わるとワープしている。
⑤背景の窓枠がカットによって消えている。


オレが見つけられたのはコレくらい(ドアは微妙かなぁ、消失点がずれてるような気がするけどどうだろう?)。
まぁ、ミスではなくて明らかにわざとやってることだよね。


カットがスムーズに繋がっていないのを逆手にとって、カットの不連続性を用いて視聴者に「不安感・非日常感」を与えるのは最近の邦画とかでも割とよく見られるようになった手法。
アニメではフリクリで見事にやってのけた回があったな確か。
皆さんはスタッフの狙っているとおりに「不安感・違和感」は感じたでしょうか?もしビデオにとってたら見直してみると面白いかもよ。


長門有希の台詞に説得力を持たせるために、手間かかるけど、スタッフがんばったんだなぁ。
長門あいされてるよ長門


先週言ってた「視聴者全員キョン化計画」的な演出は今回見られず、山本寛だけが意識していることなのかもしれないな・・・お詫びして訂正いたします。