涼宮ハルヒの憂鬱 #2 涼宮ハルヒの憂鬱 I

キョン杉田智和)のナレーションと台詞の境界線の曖昧さはこういう様に表現されるんだねぇ〜あまりにきちんと表現されてるからビックリしちまったよ。こういうようにすることで見てる人みんなキョンになれるんだよねぇ。みんなの感情移入加速中?
そしてさぁ、ハルヒ平野綾)がこっちを見てるわけ。キョンを見てるんだけど、オレを見てるわけ(とみんな思うはずなんだけど)。アイドルのビデオに良くありそうなあの画面構成。なんつーか、Boys Be 的なあの構図。わかってもらえるかな・・・カメラに向かってアイドルが「あ〜ん♪」みたいなことやるでしょ。あの構図が随所に見られるわけです。


コレこの作品の大きなコンセプトになってるんじゃないかな。たぶんこれからも画的に「キョンの視点=視聴者の視点」という状況が増えてきそう。アニメでここまでそういう方向で頑張るのって新鮮だなぁ。
思考ナレーションと台詞の境界の曖昧さ+視聴者とキョンの視点の融合ってことで、


視聴者全員キョン化計画!


っていうのが山本寛の演出意図なんだろうねぇ・・・すごいわホント・・・
アニメスタッフの満足度としては「どれだけ視聴者をキョンに出来たか」っていうのが効いてくることになるんだろうか。
なんつーか、アニメってここまできたんだね・・・京アニスタッフによって、オレどれだけキョンにさせられちゃうかこれから楽しみで仕方ないよ。
mixi京都アニメーションのコミュに参加してたんだけど、最近人数がめちゃめちゃ増えてきてびっくり。


というわけで、今日はKBS京都で見たけど、明日はサンテレビで見ます。
オレ日本に生まれて良かったよホント。