アニメ新番組オレ流予想結果

だいぶ遅くなってしまい申し訳ありません。
以前のスタッフコピペから考察した結果、期待してよいであろうアニメをピックアップしてみたいと思います。
「アニメを視聴する」という行為はただただ消費的であるので、たまには生産的な活動もしないとな・・・限られた時間でより面白い作品を鑑賞したいという方、ご参考までに。(終わった後に糞だったと言われても責任持てません。一緒に泣きましょう)


因みに1月スタートアニメで、スタッフから期待していたアニメは、
ワンワンセレプー それゆけ!徹之進
練馬大根ブラザーズ
よみがえる空
の三作品でした。
http://d.hatena.ne.jp/liontamarin/20060108
個人的に徹之進、練馬大根ブラザーズはまぁまぁ面白い(面白かった)です。
よみがえる空は期待通り(期待より)、かなりいい作品になったと思います。
予想していたより良かったのはかしましですかね。もっとつまらなくなると思っていたんだけど。
・・・というわけで今クールは割と予想しやすかったですね。
それでは次クール予想行ってみましょうー



第一位 涼宮ハルヒの憂鬱

言わずと知れた京都アニメーション制作作品。大本命。
Kanon再アニメ化発表によって製作体力面で若干の不安要素が出てきたが、京アニ犬夜叉などの長期間の仕事も見事にこなしていたので問題ないのでは。
さらに演出が山本寛であるのでAir同様“飽きない画面”を見せてくれるはず。Airは作画も悪くなかったが、それ以上に演出がすばらしかった。この人のカット構成によって作り出される間やタイミングには舌を巻くものがあるよね。本原作は文章としては非常に面白いけど一般的には映像化しにくい作品といえる(現に少年エースでは連載漫画が一本なかったことにされており、新たに違う漫画家によって連載がスタート(黒歴史参照))。しかし、この人には「日常シーンに非日常を写し込む能力」があるので相性抜群かも。むしろもっと期待していいのかもしれない。
また、シリーズ構成も谷川流を巻き込んでやっているようなので「最後にがっかり」もほとんど無いだろう。


制作費方面ではAirなどより安価なことが予想され、原画動画に過剰期待してはいけないかもしれない。さらに我々アニおた全体的な気運として過剰期待している面があるので「神アニメ」と称されるまでの作品になるかは分からないが、今クールの作品として大本命であることに変わりは無い。


涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)


第二位 桜蘭高校ホスト部

ここ1、2年で本当に「骨のある」作品をつくってくれるようになったBONES制作作品。
監督は五十嵐卓哉おジャ魔女どれみナイショでこの人が演出やった回を覚えてるけど素直に面白かった。うんうん偉くなったのですね。シリーズ構成の榎戸洋司にも期待がかかる。
制作費も結構ありそうだし(イメージ)、坂本真綾宮野真守をはじめとして声優陣も豪華でそちらも問題なさそう。原作は未読だが、ベタだとしても面白そう。


腐女子の方々中心に爆発的人気が出てもおかしくない作品。期待大。


桜蘭高校ホスト部(クラブ) (1) (花とゆめCOMICS)

桜蘭高校ホスト部(クラブ) (1) (花とゆめCOMICS)


第三位 ARIA The NATURAL

要するにARIA2である。2のお約束に従って駄作になる可能性もあるが佐藤順一は続編の作り方も割りと丁寧だし、作品の性質上そこまで問題ないと思われる。
また、ハルフィルムメーカーは「西の善き魔女」も制作しているので体力的に非常に厳しくなることも予想されるが、これも前作のようにうまく乗りきれるだろう。
というわけで不安要素は結構あるが、実績があるだけに今クール最大の安牌か!?


ARIA (1) (BLADE COMICS)

ARIA (1) (BLADE COMICS)


第四位 いぬかみっ!

監督草川啓造で制作セブン・アークスということで要するに「魔法少女リリカルなのは」。
魔法少女リリカルなのはA’sでは1,2話が異常に良かったのだが、その後段々と脚本も作画も失速していった印象。体力的には非常に心配されるが、「萌えキャラ」の見せ方には特化しており、ある程度丁寧で面白い作品が出来るのはないかと推測される。原作も「はじめにキャラクターありき」だと感じたので、そういう意味でも食い合わせは良いと考えられる。
さらに、この原作が本当に「アニメ向き」であることも好感触。



いぬかみっ! (電撃文庫)

いぬかみっ! (電撃文庫)



第五位 うたわれるもの

いわゆる「泣きゲー」の代表作らしい。
監督は小林智樹カスミンでがんばってた人だな。
製作はOLM Team IWASA ということで、割と凝った絵が期待できそう。体力もありそう。


しかし、原作がどの程度面白くてどの程度アニメに馴染ませられるタイプのものか分からない・・・。製作スタッフとしてはかなり良さそうだが、基本的にパソコン18禁ゲームをアニメ化することには大きなリスクが伴うのでちょい不安でもある。
しかし、やり方によっては台風の目になるポテンシャルをもつ作品であるとも言えるだろう。


うたわれるものオリジナルゲームサントラ

うたわれるものオリジナルゲームサントラ


大穴 西の善き魔女

原作はとんでも無い世界と歴史を構築していて、とても1クールで表現するのは無理。
世界観を引き継いだだけで、思い切って方向転換することができればフタコイオルタナティブのように面白く化けるかもしれない。ARIAと同様にハルフィルムメーカー制作なので作画体力的にはあまり期待できないかな。監督は中山勝一で、うーん、この人の演出力・監督力は未知数。どうなるのか。


西の善き魔女〈1〉セラフィールドの少女 (中公文庫)

西の善き魔女〈1〉セラフィールドの少女 (中公文庫)



てな感じですかね。気が向いたら、かつ、時間があったら「期待薄アニメ」も掲載しようかな。


僕も研究の方がかなり忙しくなってきました。「時間を割いて見る」というのはある意味「賭け」なのです。
我々アニおたは「時間を賭けている」のです。
面白いものを見せていただけるよう、スタッフの方、よろしくお願い致します・・・