交響詩篇エウレカセブン #42 スターダンサー

やっべー、ニルヴァーシュ飛んでるよ!
今回まず、作画、特に動画に本当に手がかかっていて唸らされた。終盤だというのにまだこれだけの力を出せる制作体力に脱帽。アクションは異常にすごいし、ちらちら舞う花びらも良かったな。アレ完璧CGなのか?よく出来てたけど。


話としても分かりやすくできていて爽快感もあった。
ノルブ@小山力也とサクヤ様@矢島晶子がグレートウォールを突破できなかったのはニルヴァーシュがあるかないかって話だったのか。先週分からなかったところを種明かししてくれてるからストレスなく見られる。
ノルブサクヤ組が手をつないで歩いていく後姿を、レントンエウレカ組が見てるあの画も「いけばそこには必ず道ができる」っていうノルブの台詞を裏付けるものですごく説得力があったよね。
一点、グレートウォール突入に躊躇するレントン三瓶由布子の思考理由がよく分からなかったけど、盛り上げるにはやっぱりアレぐらいの方がいいのかな。レントンの手の芝居はすごくよく出来てたけど。いいカット割だった。


ラストは地球か・・・さっき気づいたんだけど、コレオープニングちゃんと見てたらある程度予想できたことなんだよな。みんなが持ってるの地球そのまんまだったよね確か?


今までエウレカセブンという作品の流れにはすごく読みやすい部分があって(作ってる人たちが今までの日本のアニメの流れ・文脈みたいなものがすごく良くわかってるんだと思う)、第2クールが鬱になるとか、エウレカのキャラデザチェンジがとか、メインカルチャーサブカルチャーの対立構図とか、そういうのもひっくるめてロボアニメの王道を歩きつつ、でもその道幅をさらに広げようとしている印象を受けてたんだけど(こう考えると、ノルブの「いけばそこには必ず道ができる」っていうのはスタッフが自分自身に向けて言っていることなのかもしれない)、これからどういうストーリーになるのかアレでさっぱり分からなくなってしまった。


エヴァンゲリオンTV最終回や劇場版のように、エウレカセブンをただの視聴作品として終わらせることにないように、何かしらのメッセージを視聴者にフィードバックしようとする意図なのか・・・
これから物語の終焉を迎えるにあたって、どういう方法論があるのか考えてみようと思う。
さらに3人の子供たちと一緒にグレートウォールを突破した意味についても、じっくり予想してみたい。
このスタッフなら“ちゃんとした”最終回を準備してくれると信じたいな。



熱くなってしまった・・・ 関係ないけど「ポロロッカ! アマゾンで始まる問題の答えはポロロッカしかないのさ」みたいなのが幽遊白書であったね。クイズマスターなんちゃら。あれでポロロッカを知ったよ俺。