地獄少女 #3 汚れたマウンド

うーん、作画も微妙だし、なんとも話が陳腐だ。


主人公が馬鹿すぎて同情する気になれないのが痛い。
「必殺仕事人」は依頼人をきちんと「かわいそうな奴」として脚本で描けていたよねぇ。それに「本当に悪そうな奴」が出てきて、仕事人がそいつらをよってたかってシバきあげるから面白いわけなんだが、この地獄少女はなぁ・・・
依頼人を更生してやるのが筋のような気がしてしまう・・・微妙だ。実に微妙だ。


灼眼のシャナ #3 トーチとフレイムヘイズ

おー悪くないじゃないか。ギャグもいいし、シャナもかわいく描けてるし、なにより主人公の考えていることが理にかなっているのがいい。最近「こいつ何考えてるかさっぱりワカンネ」ってことが多いからなぁ。こういうふうに、思考が分かりやすいというか、その思考過程をきちって演出してくれていると感情移入しやすくていいわぁ。話も主人公の一人称でナレーションが入ってるからそこも効いてると思うけど。ちゃんと「一人消える」ことについてがんばって話を作っている気がしたよ。
それでも最後はやっぱりご都合主義で、シャナが平井さんの存在に割り込むことを主人公はあっさり受け入れてしまってるわけだけど、まぁこれぐらいやってくれれば許してあげてもいいかなぁ(偉そうなこと言ってすいません)。


どうもお金はそこそこありそうなので、このくらいの作画レベル、脚本、演出でこのまま推移してくれると嬉しい。


しかしまぁ、マージョリー生天目仁美とマルコ@岩田光央のコンビはハマってて最強コンビって感じだなぁ。このふたりの掛け合いがこれから楽しみでたまらん。


交響詩篇エウレカセブン #27 ヘルタースケルター

前回の流れからチャールズ・レイが月光号に突入。ランバ・ラルのオマージュなんだろうねぇ。うーむ、興味深い。


やはりチャールズ@小杉十郎太がお亡くなりになってしまいました・・・生きていればこれからの話にからみつづけて、深みを与えてくれそうなキャラクターだったので残念でならない。レイ@久川綾は生き残って脱出したので、そういう意味ではよかったのかなとは思うけれど。
レイってエウレカのせいで子供生めない体になったのかな?


戦闘は割と迫力があり、ホランドドラゴンヘッドばりの化粧も怖くて良かったなぁ。エウレカの「レントンとならどんなことでも乗り越えられるような気がするの」って台詞も嬉しいし。
これからホランドのキャラも段々といいものになっていきそうな匂いがするので期待だな。


今回からOPとEDが変わったわけだけど、OPに関しては「こ、この絵は!?」と思ったらやはりうつのみや理でした・・・。
この人の持ち味はその「フラフラとした動画」なんだけど、なぜか今回は動画もそんなに良くないし、それ以上に原画の悪さが引き立ってしまってる・・・構図的な面白さもないんだよなぁ、どうしちゃったんだろ。
予測できた以上にやばいよねぇ。これなぁ、うつのみや理の使いどころ間違ってるんじゃないかなぁ。曲はまた合ってないよねぇコレが。
EDはコンセプトとしてはいいと思うんだけど、全体的に暗い画面でスタッフクレジットも入ってくるとちょっと「分かりにくい」よなぁ。うーん。曲は悪くないと思うけど。



舞-乙HiME #3 はじめてのケ・イ・ケ・ン

アリカ役の菊地美香が痛いのは相変わらずだけど、他は割ときちんとできてるなぁ。アクションシーンもそこそこ迫力あったし。まぁこれくらいのクオリティーを維持してくれるならこれからも見つづけたいなぁ。


それにしてもあのEDはかなりお気に入り。
月が大きく遠くに見えていて、それより内側を星々が流れていくなんて、僕にはとても思いつけないシチュエーション。だけど、スタッフの名前が入ることまで計算したきちんとした構図で、ずっと走りつづけるアリカもちょっと斜めに描かれていてバランスもいい。頭を使って全体としてうまくまとめているなぁ。基本「ずっと走りつづける」お決まりの省エネエンディングなわけだけど、CGをうまく使って見ていて飽きないし。明るい曲調とも合っている。