ぺとぺとさん #10 スカウト

カンナ@川澄綾子が「私、お兄ちゃんが好き」発言。
最後にちょちょ丸@猪口有佳が、ぺと子@植田佳奈をテーマパークのイメージキャラクターにスカウトする。


やっぱりなんか間が悪くて集中して見られない。タイミングの問題なのか・・・
更にこのアニメは妙に「萌え」を意識しているらしく、随所にそれを感じさせるキーワードや仕草がちりばめられているのだが、それが逆にわざとらしくてまったく萌えない。なんだか痛々しささえ感じる。


今回の話でも、カンナは妖怪と付き合っている兄を心配して家出までしたはずなのに、部屋の写真を一枚見ただけで「お兄ちゃんは今、しあわせだってわかった」とあっさり問題解決。
ちょちょ丸にしても「殺したい」ほど憎んでいたはずのくぐると今は仲良し。人が変わったようだ。


うすっぺらいなぁこのアニメ・・・
動画はいつもどおりイケてない。原画は割ときちんと描けているカットが多かった。

かみちゅ! #10 ふしぎなぼうけん

神無月に入り、ゆりえは出雲の学校へ転校。
転校先のクラスでは、ゆりえは神様として大事に扱われるあまり、なかなか他の生徒に馴染めずにいた。


ストーリーとしては起承転結がはっきりしていて、分かりやすいものとなっていたし、一ヶ月という長い時間を描写しているはずなのに、うまく要約していて全くダレることがなかった。
更にラストへ向けて、転校先の生徒(神田朱未?)の心情もきちんと描かれており、ありきたりではあっても説得力のあるシナリオに仕上がっていたと思う。


動画に関しては、非常に良。
タマがサンドイッチを食べたり、転がってきた紙テープにじゃれ付いたりするシーンはものすごくイキイキして見えた。更には弁財天のライブシーンでも口パクを曲の歌詞に合わせておりおもしろい。ゆりえの照れている様子などもよく表現されていた。


今回出雲は「神有月」ということで、いろんな神様が出演。ファミコンの神様とかもいたし、死神いいキャラだったし。細かいところではあるが、それぞれのデザインが非常に興味深い。
神様の世界と現実の中学とを行ったり来たりするゆりえ。その書き分けが難しいところではあるが、雲の色が現実は「白」神様の世界では「黄」となっているのでその点も非常にわかりやすく、見ていても混乱することは無かった。


原画はよく描けていたが、最後だけなんか変だったのは秘密だ・・・


いいものを見せていただいた。