まほらば

毎週、楽しく見せてもらっています(といってもまだ4回くらい)。
派手さは無いですが、毎週安定した良い作画、演出に恵まれ、声優陣も実力のあるきちんとした人ばかり。安心して見られる作品です。



声優については後日またお話するとして、
この作品はオープニングにもたいへん好感が持てます。
女の子の髪の動きをきちんと意識した動画ができていて、作品全体に共通する「ほわほわぁ〜」としたイメージをここで印象づけることに成功していると言えるでしょう。


人間の動き(特に加速度)や風を画面内にうまく表現するには、長い髪の毛やスカートなどはうってつけのアイテムです。
宮崎駿の「魔女の宅急便」キキなどはあの黒い魔女服のスカート(?)をはためかせて飛ぶからいいのであって、キキがパンツをはいていたらあの作品の素晴らしさは半減してしまうでしょう。
また、「天空の城ラピュタ」でもシータがショートカットだったら、あの飛行石によって浮遊する時のフワフワ感は表現できなかったはずです。(ストーリーの最後には、風を表現する役割を終えておさげが銃弾で打ち抜かれてしまう。最後に話を盛り上げるために必要な描写。髪の毛にいくつもの重要な役割を与えている)
逆にいつもどこか動かさなくてはならないので、予算や製作日程などの上ではきつくなってしまうのでしょうが。


そのアニメにおける基本中の基本を、まほらばのオープニング映像では見ることが出来ます。
そういうところに注目してみてみると、また違った見方が出来るかもしれません。

原作は読んだことがないのですが、結構いろいろ違うらしいので、そのうち漫画喫茶とかに行って読んでみようかなぁ〜
まほらばまぶらほ、まぶらぶの区別がつきませんでしたが、これでまほらばは分かるようになりましたぁ〜