交響詩篇エウレカセブン #19 アクスペリエンス・2

軍に発見されてしまい窮地に陥る月光号。調子の悪いエウレカはニルバーシュとの対話を試みる。しかし、コンパクドライブを抜いたとたんエウレカを乗せたニルバーシュは洞窟の奥へ。レントンエウレカの救援に向かうがそこで見たのはエウレカの変わり果てた姿だった。



いやぁ、今日も後味の悪いなんともいえない内容でしたねぇ。おもしろいなぁ・・・
ホランドもかっこ悪いこと、この上ないし。みんなイライラしてて見るのが辛い。しかし、この先の栄光のために今があるのだ、と思って見つづけるぞぉ!


今回の話で印象にのこったのは、洞窟の奥でグチャミソになったエウレカが「サナギ」みたいに見えたこと。
そういえば「アゲハ構想」ってのがこの作品の重要なキーワードだし、なんか関係があるのかも・・・


蝶は周知のとおり、幼虫→サナギ→成虫っていうように変化する完全変態(その変態じゃないよ)。そういえばエウレカは最近「私変わってないよね?」などとよく言っていたような気がするなぁ。蝶の幼虫もサナギになる直前はすごくへんな挙動を示すし、エウレカの「調子悪い」のとも似てるかも。


ところで、サナギの中では幼虫から成虫に物理的に変形するために、体がすべて液体になってドロドロに溶けているらしい。だから、このときに大きな衝撃を受けてしまうと歪な体で成虫が羽化してしまったりする。
脳も溶けてしまうらしいので、もし蝶に意識があるなら、それはどうなってしまうのだろう・・・想像もつかない。
そして蝶は成虫になることによって、翼はもとより、人間には感じることの出来ない紫外光まで見える「眼」も獲得し、空にはばたき蜜を吸い生殖する。不思議な生き物だなぁ・・・


もし、今が「サナギ」だとしたなら、サナギから孵ったときエウレカはどんな姿になるのか、何が見えるようになるのか、非常に興味が沸くところではある。ニルバーシュとエウレカはどうも同じ「種」であるような気がするので、成虫=LFOというヨミもできるが・・・ ヒロインがロボになるってのもなぁ・・・


まぁ、よくわからんがエウレカは今が一番大事なときなのかもしれないねぇ・・・